親子関係と恋愛心理について

親子関係と恋愛心理について、紹介していきます。

恋愛におきましては、とかく自分の親に似た相手を

選んでしまうという心理が はたらきます。

特に、女性にとっては、父親がはじめて接した男性ですから、

父親に似た男性を選ぶ確率が 非常に高くなります。

全く似ていなくても、どことなく似ている点がある男性を、

本能的に選んでしまうのです。

では、どうしてそのような心理が はたらくのかと言いますと、

小さいころは、父親の愛情に包まれて 暮らしていた時期があるため、

付き合う男性に対しても、同じ愛情を自然と求めてしまうからなのです。

また、父親とは長い時間 一緒に過ごしていますから、

毎日の生活の中で、男性像として父親が潜在意識にくっきりと

刻み込まれてしまっていることも、理由の一つです。

もちろん、女性だけでなく、男性も同じように、自分の母親に似たところがある

女性を求める傾向があります。

ただし、幼くして親を亡くした人の場合は、このような心理はそのまま

当てはまることはありませんので、あらかじめご了承ください。

なお、自分の親と似ている異性と付き合ったり結婚したりする場合、

基本的に慣れていると言いますか、ずっと慣れ親しんできた人と

付き合うようなものですから、

全く親に似ていない人と付き合うよりも、うまくいくことが多いようです。

このような点も、本能が鋭く嗅ぎ分けて、親に似た相手を選択するように

なっているのかも知れません。いずれにしろ、人間誰しも、恋愛や結婚においては、

親に似た相手を選びがちであり、その方が、恋愛や結婚も

うまくいくことが多いということを覚えておきましょう。

【　追伸　】
ただし、兄弟姉妹がいる場合には、当てはまらない場合があり
　どちらかというと、育ての親や　自分の理想とする親に対する理想などが
はたらくようです。