催眠とは ❔
催眠とは「人工的につくられた睡眠に似た状態である」とされています。
電車の中でウトウトしているような、体も心もリラックスしている状態、読書やスポーツなどに没頭しふと気が付くと何時間も経っていたというようなときなど、物ごとに集中しているときも催眠状態です。
「催眠」と聞くと、特異なものだと思われがちですが、実は誰もが日常的にこの「催眠状態」を体験しているのです。
また、「催眠」という言葉とともに混合されがちな「暗示」は、実は異なったものです。
暗示は、「催眠状態」というリラックスした状態を作り出した上で、相手をいい方向へ導くために「暗示」をかけるもの。催眠状態の方が暗示にかかりやすいというものなので、2つは同義語ではなく、セットになっている言葉だと理解する方がよいでしょう。
この催眠には大きく分けて2種類あります。
一つは、一般的に心理カウンセリングなどで用いられたり、テレビの催眠ショーで見るような、誘導するカウンセラーとクライアント、という関係で行う「他者催眠」。
そして、もう一つは自分自身で催眠をかける「自己催眠」があります。どちらにしても、「催眠」の目的は「自身(またはクライアント)の心や体をより良い方向へと向けさせる」ということになります。
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